出合をはじめる

東千茅

わたしの住む地区では、全戸総出で草刈りなどの作業を共同で行う「出合(であい)」がある。それにならって、つち式でも月に二回の出合の日を定めることにした。

出合日には、できるかぎりメンバー全員が集まり、さらには参加者も受け入れて、季節ごとの何らかの作業を行いたい。べつにわざわざ作業日を決めなくても、普段からメンバーは各自の作業を進めたり一緒に作業をしたりしているし、メンバーでなくても来てくれた人には手伝ってもらっている。けれども、このままではいまいち団体感が出てこない。もちろん、あえて一体感みたいなものを演出したいわけでは全然ないのだが、こうやって団体としてわかりやすい実績を積み上げていくことは、おそらく今後のいろいろなことのために大事なのではないかと思う。

くわえて、出合が毎月この日にあって誰々が来てくれそうだとなれば、それに応じて作業工程も組みやすい。参加したい人にとっても、公開されている作業日があるほうが参加しやすいのではないだろうか。

ともかく、個人ではなく団体として動いたり参加者を募ったりするのは、現状、田んぼや畠や森や沢など異なる時空を包含する広い里山を相手にするにあたって人手が不足しすぎているからだ。そして里山は、今生きている人間を超えて存在しつづける。つまりは、共に里山の胃袋に呑まれる人間を募集しようということだ。餌になりたいやつは出合え。

ということで、当面は毎月第2金曜と第4土曜に出合日を定める。

4月は、9日(金)と24日(土)である。作業内容は、タケノコ掘り、ヒノキの丸太の集材や皮剥きなどではないかと思う。詳しい告知は追って。